長年使ったフューエルポンプを新品に交換した。
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ここ最近はかなり快調で普通に近所の買い物に乗っていたビートルくんだが、信号待ちで停止した時に嫌な感じでエンジンがストールした。
急停止したわけでもなく、普通にゆっくりと停止したのだが、エンジンが「ストン」と停止してしまった。セルを回してもいつもならすぐかかるのが、かからない。久しぶりに焦ったが、少し長めにセルを回したらなんとか始動することができた。なんとなくガス欠のような感じでストールしたので、燃料系の不調の予感がした。「キャブか?」、「フューエルポンプか?」。自分の整備記録によると、フューエルポンプは21年程前に交換して、途中5年ほど電磁ポンプに交換していたが、電磁ポンプも不調で14年前に元のポンプに戻して現在に至っていた。シンプルなポンプではあるが、壊れると燃料が供給されず走行不能になる重要な部品。21年前に交換した時も、同じように走行中にエンジンが停止する症状が出て、交換していた。高い部品ではないので、新品に交換することにした。

◯「BROSOL」のフューエルポンプを購入。made in Brazil
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◯ピン抜け防止のCクリップが付いているもの
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◯パッキン付きであった。ついでにフランジも購入
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◯21年前に一度交換したフューエルポンプ。途中電磁ポンプに交換したが、電磁ポンプは5年で不調になったので、元の機械式に戻した。機械式のほうが作りがシンプルで、結局15年ほどは使うことができた。
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◯フランジはまだ使えそうなので、今回は交換しないことにした。フューエルポンプの交換は比較的簡単で、短時間で交換できるので、フランジは壊れたら交換することにした。フランジは粗悪品も流通していたが、造りが悪いとすぐにオイルが漏れてくる。このフランジはVW純正品で、造りがよい。その証拠に、長年オイル漏れがなく使えている。
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◯取り外したフューエルポンプと、新品のフューエルポンプ。取り外したポンプも「BROSOL」製であった。
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◯デスビは外した方が作業しやすい
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◯底のプッシュロッドが当たる部分には、アッセンブリーリューブを塗布した
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◯エンジンのOHにも使用したり、色々と重宝しているアッセンブリーリューブ
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◯フューエルポンプの底面には、Permatex アビテーション フォームアガスケットを塗布した
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◯これもエンジンOHの時に使用したもの。液体パッキンに比べ、オイル漏れ効果は高いように思う。
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◯交換完了。バラしてから組み立てまで1時間弱で作業終了。
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◯久しぶりにピカピカになったフューエルポンプ。新品部品は、やっぱり気持ちが良い。
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◯以前ついていたものはピン抜け防止なし(Cクリップなし)であるが、ピンが抜けるトラブルに遭遇したことはない。しかし、Cクリップがある方が安心感はある。
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人間のポンプも交換できたら良いのに〜